2016年9月 活動の記録


9月3日 イヌワシの生息地上山高原への視察

新温泉町にある上山高原に、兵庫県立人と自然の博物館の布野先生の案内で、NPO法人人と自然の会の皆さんとイヌワシの生息地の見学に行きました。いきものずかんでは現在、人と自然の会と連携してイヌワシの紙芝居を作っており、その参考になるのではと布野先生に声をかけていただき、今日は調査に同行させていただきました。
まず上山高原の山頂まで登りお昼ご飯を食べたのですが、頂上から辺りが一望でき、兵庫県にもこんなに素晴らしい自然が残っているということに感動しました。みなさんが鳥が一羽飛ぶたびに望遠鏡をもって空を見上げている姿が印象的でした。下山のときには、布野先生の説明に加えて、人と自然の会の皆さんのお話を聞いていたのですが、知識の深さに圧倒されました。珍しい植物やチョウを見つけるたびにそれについて色々教えていただき、楽しく下山しました。...
その後、地元にずっと住んでおられる方に、上山高原で牛の放牧をしていた頃のお話をしていただきました。今、上山高原では、イヌワシの餌場となる開けた草地を作るため、そして昔の暮らしを再現しよう、ということで実験的に数頭の牛を実際に放牧しています。今私たちが見ると珍しい光景でしたが、これが生活の一部だった頃のお話を聞くと、昔は自然とうまく共生できていたんだと改めて感じました。人と自然がうまく共生することによって、上山高原でイヌワシが生息できていたということが分かりました。
今日は普段行かないような場所や、聞けないようなお話を聞くことができ、とても良い経験になりました。これを活かしていい紙芝居が作れるように頑張りたいと思います。布野先生をはじめ、お世話になった皆様、本日はありがとうございました。

9月12日 ハンザキ研究所見学

生野町にあるハンザキ研究所に見学に行きました。いきものずかんでは現在、「イベントに来てくれた人に何か配れるものを作ろう」ということで、オオサンショウウオに関連した何かを作ろうと思っています。
そのための勉強として、今回はハンザキ研究所の栃本さんにお願いして、色々教えてもらいました。...

オオサンショウウオは人よりも長生きすると考えられています。しかし、寿命など基本的なことがまだ分かっておらず、謎多き生物だそうです。そのことを長年オオサンショウウオを研究してきた、栃本さんから直接聞けたことは非常にいい経験でした。

また、栃本さんは自然に対して熱い思いを持っていて、色々な生き物や人間に関わる話をしていただき、とても考えさせられることが多かったです。

ハンザキ研究所の栃本さん、本当にありがとうございました